「CITIC」
パクリやめろ。90年初頭に香港市場に最初に上場した中国銘柄はCTICパシフィックだ。香港上場の中国銘柄あがってきたのでまた株ネタのパクリやめろ。きのうCITIC証券の記事を見たため。もう美大の話を変えたな。
「ガラスを割って」
だからそれは丸山真男のキチガイ(精神分裂病)の次男健士のこと。健士は法政大で図書館司書の資格を取った本好きで、クラシック評論家になることを志望していた。(健士はクラシック評論雑誌「レコード芸術」の常連投稿者)健士は丸山真男(眞男)の本を出版しているみすず書房に顔パスで入ることができ、「みずずの図書室の本は全部読破した」と中村に豪語していた。ある夜(朝)、健士がどうしてもみすずの社内で読みたい本があり、閉まっていたガラスを割って入った。当然のことながら警備員がきて警察がきた。真男が警察に呼ばれて説教された。真男は「これはもう精神病院に入れなければダメだ。」と判断し健士を入院させた。自分の仕事の取引先に迷惑をかけ、仕事を妨害されたことに真男は非常に怒っていた。中村恭己が、真男が赤ペンで誤字脱字を直し添削した健士の評論の原稿を持っていた。痛烈に吉田秀和のことを批判する健士に対し、眞男は「(プロになるなら、食うためには)こういうことを書いてはダメだ」と言ったという。
健士は山崎豊子の「白い巨塔」の大ファン。ボロボロになるまで持ち歩いて読んでいたという。中村が「なんでそんなくだらないものを読むの?」と聞くと、「医学部の権力構造がわかって面白いんだ。父さんでも医学部の権力には絶対にかなわないんだ。」と言ったという。この話を中村に聴いて「なるほど、東大法学部より東大医学部の方がはるかに偏差値が高いものな。医学部に比べたら法学部はバカだからな。よく政治家が証人喚問されても、虎ノ門病院とかに逃げてチャラにしてしまうものな。」と思った。弁護士が医療裁判で絶対に医者に勝てないのも同じ理由。法権力の上に医の権力がある。精神科を受診していたのに、健士が自殺してしまって、しかし真男・ゆか里が精神科医に何も言えなかったのも同じ理由。