日本国憲法第一条
天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。
憲法の冒頭に日本国の主権者は国民であって天皇皇后(皇室)ではないことがとはっきり書かれている. 国民主権(人民主権)という. イギリス王室などとは異なり, 皇室は主権者の国民(人民)の下に位置する象徴的存在(象徴物)にすぎない. 「天皇の地位は主権者の日本国民の総意に基づく」とは, 今後も天皇の地位が存続できるかどうかは国民の判断に委ねられることを示している. すなわち国民投票で天皇制の存続を拒否する票が過半数集まれば, 革命によらず天皇制を合法的に廃止できる. 天皇・皇后・愛子とその他の皇室は主権者の国民に対し憲法に違反して傲慢にも結婚を強制するのをやめろ. 国民はいわば天皇の地位の生殺与奪できる主権者であるから, 皇后と愛子の血が部落で汚れておりもはや日本の象徴に値しないとか, 天皇の子があまりにも頭が悪く粗暴に権力を行使し全体主義と専制政治を志向し反民主主義的で反人道主義的であり日本と世界にとって危険であると感じたとき, 日本国民は国民投票でいつでも天皇制を廃止できる. 国民投票によらずとも, 凶悪な愛子の犯罪が白日の元にさらされ, 「もう皇室を支持することはできない」と世論がまとまったとき天皇制は廃止できる. 皇太子が殺人事件を起こし国民の支持を失ったネパール王室は廃絶した. 日本もその例に習うべきだ.
「国民の総意に基づく」とは77年前のきょう戦争が終わったとき, 爆撃で焼け野原にされ壮年男子のほとんどが戦死して消えた日本で, 荒廃した国家を再建するにあたり, 「せっかく戦争が終わったのに今後の日本の支配をめぐって左右の政治勢力が激突し外国軍を巻き込んで再び戦争にならないように, みんな死んでしまって他に適任者がいないし, ヒトラーのような政治家が現れて独裁を始めては困るから,とりあえず天皇を国民統合の象徴として立たせよう. しかし戦前の天皇のように神格化された専制君主の天皇にならないように, 現実政治には一切口をだすことができないいわば人形のような象徴物として天皇を規定し, その人形に縄をつけたように主権者の国民の下に置き, 人形の天皇が口をききはじめて再び神を名乗ったり独裁を始めようとしたら, 国民の総意をもってただちに天皇制を拒否し終わりにしよう」という意図が込められている. 象徴物とはいわば国旗やモニュメントのような物のことで, 国旗やモニュメントは国民の統合の象徴になりうるが口をきかないし政治に口出ししないし独裁者にはならない. この象徴天皇制には共産党などの弱小政党がむしろ賛成に回った. 本来なら絶大な権力を持った大統領が座るべき椅子に人形のような象徴天皇が座ることで, 東条英機やヒトラーのような独裁者の再来を防げると考えたからだ. しかし日本の象徴天皇制は有能な政治家がリーダーシップをとれない原因になっている. 政治家がヒトラーやプーチンのような独裁者になるかどうかは任期と多選防止の規定を厳格に守れるかどうかで決まり, 「いかに有能でも5年以上は大統領を続けられない」などと規定しておけば独裁者は出現しない. (多選やり放題の道府県知事には独裁者が多い. しかし独裁は必ず腐敗する) 韓国は大統領制だし台湾も大統領制と同等の総統制をとっているが独裁者はいない. トランプは大統領にとどまることができず独裁者にはなれなかった. 無限の任期を与えられたプーチンは独裁者になった. だから天皇制が独裁政治を防いでいるのではなく, むしろ無限の任期を与えられた人形の天皇やその子供の汚物が口をきき始めて独裁者になりつつある困った状況の昨今の日本だ. だから今こそ天皇制を廃止すべきときがきた. 日本の衰退の最大の原因は天皇制だ. 政治家から役人から企業経営者から学者まで皇室を中心とした血筋の2世3世が幅を利かせ, 有能な者が正当に評価されない世の中になった. 近隣諸国に比べて日本の生産性と進歩力と技術革新力が加速度的に落ちている.
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